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スローブログ宣言!
スローブログ宣言!インターネットの商用化が本格化しはじめた1995年頃、いわゆる「個人サイト」が日本のブログ文化の黎明期であるというところから始まる本書は、現代の日本ブログ事情までを俯瞰するブログ文化の解説書といったところ。ただし、発行が2005年7月であるため若干の時代遅れ感はあるというか、「ブログ本」自体が既に一年で陳腐化してしまうほど時代の流れは速い。だが、「趣味」のブログとして「スロー」で行こうとするという提案には大賛成だ。


「別の意味」でアクセスが欲しいのです

以前、ブログランキングにも書いたことがあるが、ランキング自体が商用化されているサイトはちょっと微妙である。しかもSEO対策とは言わないまでも、「なんで?」と思われるようなサイトが上位に来ていることが多く、というか「ほとんど」であまり参考にならない。というか、参考にしたくないというのが本音。なぜなら総合ランキングの順位は「読んで欲しい」とは全く「別の意味」でのアクセスが欲しいサイトばかりだからである。

このエントリーにコメントをいただいた矢部善朗氏(サイト 元検弁護士のつぶやき)からは、「ランキングサイト経由のアクセスも多い」ということでの擁護?もあったが、確かに「ある一定の効果」は見込めるかもしれない。ただ矢部氏のように秀逸なサイトへのアクセス増加は当然の帰結なのであろう。

アクセス解析の意味


個人サイトからブログへと、ネットの社会化の変容を間近に見てきた鈴木氏は、このあたりの「アクセス欲しい」感についても冷静に分析している。現在では様々なアクセス解析ツールが無償で配布されており、やはりある程度続けているとアクセス件数というのは気になる。それは「書けば誰かに伝わる」という跳ね返りの数字であり、確かに高アクセスは純粋にウレシイものである。また、TBやコメントに関しても「エントリー=自分の意見への反応」であり、たとえ反論であってもウレシイものである。しかし、一旦炎上したり、荒らしに合うと高い確率でそのウレシサがわずらわしさに逆転してしまう。梅田氏によるとアクセス件数として「楽しいいいゾーン」というものがあり、ブログが続く、あるいは書いて楽しい趣味のアクセス件数についての言及がある。(ブログのPage ViewについてMy Life Between Silicon Valley and Japan)なるほど、ブロガーあるいはアクセスする側との関係性の在り方のようなものがうかがえて面白い。

それでもアクセス欲しい

趣味的ブログの対抗軸として、それでもアクセスが欲しいのは「儲けたいブログ」だろう。つい最近2チャンネルのスレ紹介ブログが月300万円ものアフィリエイトによる収益を得ていたということがあったが、当然のごとく叩かれ次々と閉鎖された。しかもこれらのブログは裏でつながっていてblog連合といった組織的運営もなされていたらしい。(詳細はオタ女・ニャー速、blog連合閉鎖祭りまとめサイト)管理人たちはアフィリエイトが継続するためのモチベーションになっていたと言うが、他人のレスで稼ごうなんて論外である。

鈴木氏は、アフィリエイトに関して、ブログは「儲けることできる」と「儲けることできる」と明確に考えようと指摘する。考えるに、儲けることを追求していくと、ブログとはいえ相当な労力が必要となるはずであり、それは「あなたが本来やりたいことですか?」と問いかけることによって、本来の意味でのブログ文化の道筋を指し示している様に思う。ビジネスブログという言い方があるが、それはブログツールを用いたビジネスサイトであり、本来の意味でのブログとは別物であると指摘しておきたい。ただし、アフィリエイトに関しては書き手と読み手をつなぐ一つのツールとして用いるのであれば非常に有効である。AmazonでもGoogleでもただ張れば稼げるなんてことはないから、要は「何のために張るの」という意識が欠如したアフィリエイトはジャマ以外の何ものでも無い。

まったりorマターリ

「まったりと」が流行った一時期があったが、2chでも「マターリ」は未だ健在である。今後SNSの普及でブログの発展性は不透明だが、マターリ書いていきましょう。

書名:スローブログ宣言!
著者:鈴木芳樹
出版:技術評論社
価格:1,449円
発行:2005年6月
ページ:271ページ


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スローブログ宣言!/鈴木 芳樹
スローブログ宣言! posted with amazlet on 06.09.16 鈴木 芳樹 技術評論社 (2005/06/22) 売り上げランキング: 70,138 Amazon.co.jp で詳細を見る 読んだ。 ブログの歴史がわかる。 世の中のブログの流れとともに 著者のブログへの考え方等が
| Moving Planet(惑星ブログ) | 2006/09/17 12:14 AM |