2006.12.20 Wednesday
勝谷さん、サイト閉鎖の件
どうやら勝谷氏は『勝谷誠彦の××な日々。』から脱却?(次の時代への移行?)して有料メール配信に踏み切るようだ。この勝谷氏の真意についてはポッドキャスト版TBSラジオストリームにおいて聞くことができるが、ネット上の罵詈雑言に対して「挙げられる」可能性が無視できなくなってきていることによるものらしい。ブログをはじめ個人的な論評の公開については、このところコンテンツ構築システムの向上や管理の簡素化が飛躍的に進み、ブラインドタッチ(死語か?)すらできない市民でさえも情報発信が可能になった。さらには、ケイタイを用いたSNSですら「アタリマエ」になりつつある今、単なる「書き捨て」だけでは済まない状況がそろそろ訪れているのではないか。
ネットでの名誉毀損というと2ちゃんが代名詞になっているが、こういった名誉毀損的な内容はブログでもジャンジャン書かれているが、訴訟まで発展したという事例は日本においては聞いたことがない。ただ、アメリカでは2005年にTraffic-Power.com社がアーロン・ウォール氏の書いているブログに付けられたコメントについて、氏を名誉毀損および企業秘密の公開で訴えたということがあるようだ。(読者コメントが元で企業がブロガーを提訴)自分のエントリーならともかくコメントについてブロガーを訴えるというのもどうかと思うが、その後の詳細はわからない。
また2006年にはアップルが未発表製品の詳細を書き込んでいるAppleInsiderに情報提供している個人の情報を手に入れようと訴えたが、カリフォルニア控訴裁判所は情報提供者とAppleInsiderのやりとりは保護されるとして認めなかったということもあった。いずれにしても訴訟大国のアメリカであるから、ブロガーですら例外にはならないだろう。
と、すると今回の勝谷氏の振る舞いが自然と見えてくる。もちろん彼以前に課金サイトに鞍替えした「ストレイ・ドッグ」(山岡俊介取材メモ)やnikaidou.comにしても同様である。彼らのように権力に近いところで活動するジャーナリストにとって、くだらない裁判沙汰に巻き込まれたら死活問題。当然の判断だといえよう。もちろん過去についての言説も同様。あの2005年の削除警告も前提にあってのことか、アーカイブはオンデマンドでというのも「なるほど、そういうことね」という具合だ。
日本では2chは別として、ブロガーに対しての大々的な告発というところまでは行っていない。しかし、今後誰かが必ず見せしめにされるに決まっている。そうしなければならない理由は明確だからである。いつまでも好き勝手書いて無責任でいられる時代は終わりに近づきつつあるということだ。
ところで、コメントというと烏賀陽弘道氏がオリコンに訴えられている。なんでも「サイゾー」に出したコメントがその元で、出版社ではなくコメントを出した烏賀陽氏一個人を相手取ってということのようだ。何ともアホクサイ限りでオリコン4,100円安がどんどん下がるような気がするがね。
あっ、それから「きっこ」だけど、これも多分課金へ移行じゃないの?こっちの方がアブナイもんね。アルファブロガーといわれる方々はどんなもんでしょ。







