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若者の飲酒習慣は減ったのか?
料理長がこっそり教える酒の肴―日本酒、ビールに合う肴・ワインに合う肴最近20代若者が職場での懇親会などに出ても飲酒しないという報告が結構あるが,実態はどうなんだろう?最近は若い人が酒を飲まなかったりタバコを吸わなかったり,麻雀をしなくなったとよく聞く。
そこで,唯一飲酒習慣における統計をとっている厚労省の「国民健康・栄養調査」から見てみた。92年から2002年までのデータしかないのが残念だが,これを見る限り「明らか」とはちょっと言えない。ちなみに,2002年以降の調査ではメタボ項目が出てきたことで飲酒の項目が無くなっている。

男性の飲酒習慣

20〜29 男は,92年に26.3%だったが,95年から99年にかけては30%を超えている。その後2000年には27.8%と下がるが,2001年には 35.7%,翌2002年には23.8%とかなり落ちている。ただし,この数値の流れを見るとちょっと誤差が大きいのではと思うので,98年から2002 年までの平均値をとると約30%程度。だとすると,ここ10年を見る限り若い人の飲酒習慣が減っているとは統計上は言えない。全年齢においても92年が 50.4%が2002年に49.0%だから,顕著な減少傾向にはない。

女性の飲酒習慣

ただし,女性に関しては,92年に5.4%だったものが,2002年には8.1%,直近5年間の平均値が8.18%だから,これは増加しているといえるだろう。

すると,若い人の酒離れというのは何かというと,本当は「日本的飲みニケーション」を職場で行うのが苦痛ってことで、職場では「飲めないんです」ということになっていやしないだろうか?例えば,職場での「飲み会」は実は親睦会という名目で自由参加であるが,実は強制であることが多く,しかも若い人たちはオヤジらについで回ってくだらない愚痴や説教を聞かなくちゃならない。そう,苦痛の時間である。また,上司につぎにいかないと「ふざけた奴」とか言われ,上司によっては根に持たれて冷遇なんてこともありうる。飲み会でケータイをいじっていた日にはとんでもないことになるだろう。

一方団塊の世代を中心とするオヤジは,フォークでまとまり,学生運動でまとまり,集団就職でまとまりと,まとまるのが大好きな連中である。当然,酒でもまとまらないと気が済まないわけで,典型的に飲みニケーションでコネクションを深め仕事をしてきたから,酒が飲めないと腹を割って話せないなどと意味不明のことを言うわけである。

「飲みニケーション手当」を支給、さぼる上司には… 
 
社会にはこの日本的飲みニケーションを重視する会社もあるわけで,2万5千円の飲み会手当を管理職に出している会社もあるらしい。たぶんこういった会社は通常の業務でのコミニュケーションがうまくいっていない策として考えたんだろうが,まず発想からしてダメだろう。ふつうの話が伝わらない人間がアルコールが入ると話が通じるなんてことはありゃしない。よっぽど飲んで人格でも変わらない限り,口は滑らかになってもコミニュケーションスキルが爆発的にうまくなるなんてことはあるわけないだろう。

こういったくだらない幻想に取り憑かれている会社はみんなアル中にでもなっちゃえばいいんだがね。でも、最近の若者はうまく心得ているようで、親しい仲間とは飲んで楽しく、職場の強制宴会では静かに耐えてるってことなのかもね…。
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