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嫌われ松子の一生
あまりに通俗すぎることの凄さ。

「通俗さ」こそが他人の秘密を覗くようなゾクゾクとした感覚を与えてくれる。そして,その通俗さが過激であればあるほどのめり込んでしまうものだ。その通俗さの極みを見せてくれたのが本書「嫌われ松子の一生」。その通俗さの極みは,映画化,ドラマ化にぴったりとはまるところで集約されている。

通俗さはある意味で下世話さとたいへん相性がよろしい。セクハラ,レイプ,ソープ嬢,殺人,服役,DV…と,下世話な話しがこれだけ満載されるとなんともすばらしい。これだけ派手だと数奇な運命をたどる女のエンターテイメントとしてはウケること間違いないだろう。

松子,なんともその一生は父の影に常に支配されてきてしまったらしい。でも,通俗小説としてはそのへんの深さを必要とはしない。そして,松子の足跡をたどる旅に出た甥っ子も浅い。この通俗小説の中では単なるナビゲーターでしかない。その浅さかげんこそ通俗さである。

この本をまさか本として読んだ人はいないだろう。これは,本の体裁はとっているものの本じゃないからね。
- : comments(0) : trackbacks(0) : 樹 直水 :
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