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大内宿 雑記

下郷町大内宿をたずねる


最近レトロブームというか,古民家や歴史ある町並みをたずねる旅が密かに流行っている。熟年カップルだけかといえばそうでもなく,若い観光客にも人気だ。いいかげん金ばかり使わせるレジャーランドやなんとかアウトレットにばかりも行けないってことだろうか。


さて下郷町大内宿だが,茅葺古民家の建ち並ぶ景色はそのままであるが,「ひっそり」としているのは日暮れから明け方に限られる。つまり,ほとんど観光客が滞留しているという時間帯がほとんどである。連休早朝,9時頃に到着したがパーキングは満車状態,既に到着しているお客さんもかなりの数だった。昼過ぎに大内宿を出るが,向かう車列はものすごかったから普通に出発したら一日がかりだったかもしれない。


朝9時過ぎの大内宿に「ひっそり」感はなかった。群としてはエリア全長約450m。両側に古民家が建ち並ぶ様はいかにも宿場と言う感じで,かなりにぎわっていた。というのは,民宿として経営している民家も含めてほとんどの民家が商店になっているから,なんだか古民家マーケットに買い物に来たという感じだ。売っているものは,おみやげ以外にジュース,ビール,魚の塩焼きとかなんとか餅とか物産展のノリ。店先にちょっとしたベンチなんかあると,だいたいの人が物を食べている。有名な一本ネギそばを目的に来る人も多いらしく,蕎麦屋にも行列があった。


大内宿は,既存の集落に連結がほとんど無く陸の孤島であるから単独でアピールするしか方法がない。そして生き残りのためには宿自体で生計が維持されなくてはならない。なぜなら外で稼いで制約の多い文化財を守るというのでは住民には大きな負担になるからだ。そういう意味で保存会の代表の方は「土産屋や食堂が増え、一部の人達から批判もありますが、私は大内宿を日本の文化として保存していくためには、ある程度は仕方ないことと」と話している。景観の保存と維持には金がかかるし,いくら国指定とはいえ生活上の細々とした部分までの面倒は見てくれない。しかし,活用してこその町並みである。景観維持だけでなく地元にお金が落ちる仕組みとしては「一部に批判はあるものの」年間100万という観光客数からすれば成功だろう。


町並みとして活用をビジネスと結びつけた大内宿。しかし,レトロを求める一部の人にとっては相当不満だろう。保存と活用を両立した文化遺産の保護の一つの解答ではあるのだが…。

- : comments(0) : trackbacks(0) : 樹 直水 :
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