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震災後、被災地の情景を取り込んだことで物議を醸した園監督の作品。この映画は人生の応援歌ではないか。

社会には多種多様な、サイテーの人生からいわゆる勝ち組の人生まであると思われている。が、当の本人の感じ方は様々。現状に甘んじて普通と思うか、どうしようもない現状を打破したいと思っているのかは、その本人ですらわからない。また、その方法すら誤っていると普通の人は思っても、当の本人は至ってマジメに正しいことだと真剣に思い込んでいることも。そう、「牛乳の中にいる蝿、その白黒はよくわかる」「何だってわかる、自分のこと以外なら。」

でも、そんな自分のことすらわからない自分を無条件に認めて励ましてくれる人が必ず存在する。私のことを「さん」付けで呼んで見守ってくれたり、ましてや自分のこと以上に心配してくれる人がどこかにいてくれる。その人の姿は見えても、見えなくても、必ずどこかいてくれる。

生きていると、誰かが「たいしたことないよ」と思っても、当事者にとっては見過ごすことのできない一大事。理不尽なことが次から次へと起こり、それに巻き込まれれば自分のことすらわからなくなる。ましてや、震災のような理不尽の塊に押しつぶされれば、自分の存在意義すら希薄になる。誰しも死を夢見るだろう。

そんな自分でも、よく耳をすませば必ず聞こえてくる言葉がある。知らないひとが小さな声で、大切な人が大きな声でかけてくれる言葉が。

「だいじょうぶ」「がんばれ」「いつまでも待っている」「見守っているから」

そんな応援歌が、Adagio for Stringとともに、この映画の通奏低音となっている。
- : comments(0) : trackbacks(0) : 樹 直水 :
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